岩下整骨院
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この症状って何?
痛みと治療について
・ぎっくり腰や足を捻った、運動している際肉離れした、など何かの拍子に怪我をしたものは急性期。
・毎日の家事や今の時期だと雪かきなどにより、徐々に組織にダメージがたまり、段々と痛みが増していくものは亜急性期。
・それらを、放置してしまい原因が特定できない慢性期
と、大抵この3つに痛みを分けて、これらについて私たち整骨院・接骨院に勤める柔道整復師に説明されると思われます。
で、急性期、亜急性期についてはまずアイシングを行い、電気をかけそして固定をしたりする。慢性期は、温めながら電気をかけ手技を行う。
こんな感じですかね。
実際の痛みは、体の中で化学反応が起こり(炎症)、その情報が神経を介して脳に情報を上げることにより、認識が行われます。
痛みは、肉体の中でのアラームであり、体に何か異常があるために起こるものであります。ただ痛みは、脳で認識しその情報がどんな痛みかということを、今までの経験から処理するために、情動的なものであり、人それぞれのものとなり同じ症状でも痛みの反応は違ってきます。世界には、怪我ややけどをしても痛みを感じない人もいます。
痛み止めの薬は、市販されているもののほとんどは、組織的に異常(壊れた)が起きた際に細胞が作製する痛みの物質を作らせないようにするものです。
これは何を意味するかと言いますと、痛みを無くすのと、実際に組織が再構築され治癒することが違うということです。
組織損傷の治癒過程で痛み(炎症)はとても重要で、痛み(炎症)は、いかに修復していく際にいろいろな細胞が最適な時期に増殖と減少をし、必要な物質を作製させし治癒に至る第一歩となります。
痛み(炎症)が長く続くと治癒過程に支障が出ます。
たとえば、捻挫を放置したり適切な治療を受けないままにし、梅雨時や寒い際に痛くなるのは、うまく治癒過程のコントロールをできず、損傷した組織を構築できないか、または違うもので埋められたままになっているからです。
こうなってしまうと、完全に痛みをとることができず慢性痛に陥ってしまいます。
では、治療行う際に何を考えられる医療機関がよいのでしょうか?
どのような細胞がどの時期に増殖し活性化し、役目を終えたものが減少するように考えられるか??ということがキーになると考えています。
このことを考えられれば、急性、亜急性、慢性症状に対して、どのように治療すればよいのか?わかります。
まずは、痛みを感じた際はすぐに来院頂けることをお願いいたします。
怪我をきっちり治せるかは、骨折、脱臼、打撲、捻挫、挫傷にかかわらず、最初の痛み(炎症)をコントロールできるかがキーになるので!!