岩下整骨院
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この症状って何?
痛みと炎症、治癒の関係
怪我をした際、骨折、脱臼、捻挫、打撲のいずれでも痛みを発し、場所にもよるが炎症が起き、皮膚の上からでも炎症症状が現れる。
炎症症状とは、発熱、腫脹、疼痛、発赤であり、これは組織および細胞が傷つくことにより起こることが知られていますが、なぜこの現象が起こるのでしょう。
それは、体の中で細胞同士が物質のやり取りを行い、化学反応を起こすことによりこの現象が現れるのです。この反応は、修復過程の最初の反応であり、ここでの物質のやり取りの際に痛みの物質が生成し、痛覚神経が発痛物質を受け取ることにより脳に痛みとして情報が入ってきます。
では、痛み止めを飲んでこの反応を止めてしまったらどうなるのでしょう??
それは、修復過程の遅延につながります。また、痛みが少なくなることにより、動き悪化させてしまうことが多いです。この状態をそのままにしていると「痛みと治療について」でも記載しましたが修復が行われなくなり、損傷部分の浮腫、慢性痛、再受傷につながっていきます。
損傷を治癒させるには、損傷した時から炎症をコントロールする必要があり、怪我の種類によって、固定期間や治療内容が変わってきますが、必要な細胞が増え、損傷した組織を修復し、増えた細胞が通常の量に戻るまでを考えれば、1ヶ月以上治癒にかかることは明白です。
痛めた際は、基本その日に治療を受けたほうが、後遺症を残さずにすみます。